フレンチによく出される付け合わせ（ガルニチュール）の定番とは？

ガル二チュールは付け合わせのこと？

フランス料理店で料理を注文しようとして、メニューを見た際に「ガルニチュール（garniture）」という単語を見たことがある方もいらっしゃると思います。フランス料理店では、多くのお店でメニューの中にガルニチュールという単語が記載されています。そんなガルニチュールが何を指した言葉なのか分からずに困ることがないように、ガルニチュールの意味をご説明します。
フランス料理店でよく目にするガルニチュールという単語は「付け合わせ」のことを意味しています。フランス料理店に行くとメニューに記載されている内容がフランス語で書かれていることも多いですので、事前に単語を調べておくとお店に入ってからスムーズに注文することができます。

それでは、フレンチの付け合わせ＝ガルニチュールについて、食材別にご紹介します。

じゃがいもを使った定番のフレンチの付け合わせ

フレンチでよく出される定番の付け合わせは、じゃがいもです。じゃがいもの付け合わせは定番中の定番で、料理の種類も多く、さまざまなメイン料理の付け合わせとしてぴったりな食材です。付け合わせとして使われるじゃがいもの主な調理方法をご紹介します。

じゃがいものソテー

まず1つ目が、じゃがいものソテーです。ステーキなどの肉料理の付け合わせとして、提供しているお店も多いです。またメイン料理の付け合わせとしてはもちろん、じゃがいものソテー単体だけでも美味しく楽しめる料理です。調理方法はいたってシンプルで、なおかつアレンジを利かせやすい料理でもあります。小さくカットしたじゃがいもを油で炒めながら、塩やバターなどのお好きな調味料理と一緒に炒めることで味を色々とアレンジできます。

フライドポテト

ハンバーガーの付け合わせとして大人気のフライドポテト。外はカリッとしていて、中はホクホクのフライドポテトはフレンチ以外にも、大手のハンバーガー店やファミリーレストランなど、さまざまなお店で提供されていますので、子供から大人まで、幅広い層に大人気の付け合わせです。ムール貝などの魚介料理の付け合わせにもよく合い、フライドポテトも定番中の定番の付け合わせです。

じゃがいものピュレ

じゃがいものピュレは、じゃがいもを加熱後、すり潰してピュレ用器具などを使って作られる半液体の料理です。一手間かかりますので、家庭料理として一から作る家庭は少ないピュレですが、簡単にできるインスタントのピュレも売られています。そのため、最近ではインスタントのピュレを家庭で付け合わせとして出される方も多いようです。
またフレンチでは肉料理の付け合わせとして提供されることが多く、ジューシーなお肉ととろとろのピュレは相性抜群です。

にんじんを使った定番のフレンチの付け合わせ

にんじんもじゃがいもと同じくらいフレンチの付け合わせとして、よく使用されています。付け合わせとしてのにんじんは、メイン料理の引き立て役はもちろん、料理の見た目を華やかにする目的もあります。おしゃれなイメージのあるフレンチですが、肉料理などはやはり全体的な色合いが黒くなってしまうため、にんじんなどの色が華やかな野菜を付け合わせにすることも多いのです。

にんじんのピュレ

にんじんのピュレは魚料理の付け合わせとして提供されることが多いです。フレンチの付け合わせによく提供されるピュレと言えば、じゃがいものピュレが多いのですが、魚料理を中心ににんじんのピュレもさまざまな料理の付け合わせとして人気です。

にんじんのマリネ

にんじんを酢やドレッシングなどのマリネ液に漬けることで、にんじんに風味を付けて、食感が柔らかくできます。手軽に作れて、保存もできますので、家庭でも作りやすい付け合わせです。

ほうれん草を使った定番のフレンチの付け合わせ

ほうれん草もにんじんと同様に見た目を鮮やかにするために使われることも多いです。しかし少し濃い緑色ですので、暗い感じの色合いでもあります。そのため、にんじんなどと一緒に付け合わせにすることで、さらに料理全体が立体的に色鮮やかになります。

ほうれん草のソテー

ほうれん草を使った付け合わせといえば、ソテーです。バターで炒めるだけでも十分ですので、かなり手軽に作れます。また他の食材と混ぜ合わせることで、料理の見た目も良くなり、ベーコンなどの味がしっかりとある食材と混ぜ合わせて、旨味を出すこともできます。

まとめ