フレンチといえば、で思い浮かぶ王道のフレンチから朝食に食べたいフレンチやデザートとして食べたいフレンチのおすすめをご紹介します。
また、フレンチはソースをかけて食べる料理が多いので、フレンチにかけるソースのおすすめもご紹介します。
フレンチといえば
フレンチといえば、まずはじめに思い浮かぶのはフォアグラではないでしょうか。世界三大珍味のフォアグラはフランス料理には欠かせません。それほど人気のフォアグラは、多くのフランス料理店でメニュー替えに関わらず手を変え、品を変え、必ず提供している食材になります。食べ方としては、前菜にテリーヌとして出すところが多いです。中にはパイ包みにしているお店もあります。
また、ムニエルもフレンチではおなじみです。お魚の表面に小麦粉を付けて、たっぷりのバターで焼く魚料理です。本場ではフレンチとして親しまれていますが、日本ではフレンチだと気付かずに調理していた方も多いのではないでしょうか。ムニエルはご家庭でも作ることができるので、夜ご飯で振る舞ってみてもよいかもしれません。
フレンチにおすすめのソース
フレンチといえばお肉のイメージがありますが、実は魚を使ったフレンチもたくさんあります。そこで、白身のお魚によく合わせられるのが、白ワインとバターを使ったブールブランソースです。フランス語でブールはバター、ブランは白いという形容詞です。直訳すると白いバターのソースということになります。ブールブランソースは多くのフランス料理店でおなじみのソースで、白身のお魚によく合うので鯛や鱸（スズキ）のポワレに合わせてもよし、ホタテといった淡白な魚介に合わせてもいいソースです。
最近は、フレンチ定番のブールブランを別のソースや食材と組み合わせている料理も見かけます。日本人としてはブールブランとノリを合わせたソースが和風感覚でおすすめです。
朝に食べたいおすすめのフレンチ
格式の高いコース料理で、重たい料理が出るようなイメージのフランス料理ですが、中には朝食にぴったりの料理もあります。数年前に話題になったガレットもフランスでは朝食として親しまれています。薄く折りたたまれた生地に目玉焼きが乗り、ナイフとフォークでいただくフレンチです。ガレットはフランスの北西部に位置するブルターニュ地方発祥の料理で、もともとのレシピとしてはそば粉に塩などで味を付け、ガレット専用のフライパンで生地を焼き、折りたたんだ後に生ハムやチーズなどをトッピングして出すのが一般的です。
最近では卵やソーセージをトッピングし、加熱してから生地を折りたたむというアレンジ調理法も生まれています。ガレットをパンケーキのようにクリームや果物と一緒に食べる人も増えています。ガレットの生地は薄く、ボリュームも控え目で、好きな具材をのせて調理できるので朝食にぴったりです。毎日朝食が同じメニューになってしまっている方は、時々はガレットを作ってみてはいかがでしょうか。
デザートのおすすめフレンチ
フレンチで定番のデザートといえば、クリームブリュレです。ブリュレというのはフランス語で焼いたとか、炙ったという意味の動詞でそれが過去分詞になってクリームを後ろから修飾している形になります。直訳すると炙ったクリームという意味になります。一般的な作り方としては、卵黄と生クリームで作ったカスタードクリームを作り、型にいれて冷やして固めます。固まったカスタードクリームの表面に砂糖をまぶし、バーナーなどで炙ったデザートです。
バニラビーンズの効いたカスタードクリームの滑らかな舌触りと割るとカリカリという表面のカラメルによるほのかに苦い味、これらのコンビネーションがたまらない一品です。ブリュレを作るためにバーナーがないと家では作れないイメージがありますが、ガスコンロなどで軽く熱したスプーンで砂糖をプラスするだけで、バーナーで炙ったかのように調整できます。もしご家庭で再現したい場合にはおすすめの方法ですのでお試しください。
まとめ
朝食やデザートのおすすめフレンチからフレンチによく使われるソースまでフレンチのおすすめをご紹介しました。フレンチはご家庭だと作るのが難しくて食べられないというイメージもありますが、簡単にできるフレンチもありますので、ぜひともチャレンジしてみてください。
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